楽天koboがこじ開ける電子書籍時代の到来


電子書籍がこの世に出て数年が経ちます。
実際、日本でも、Amazon Kindle(海外版)を始め、SONY Reader、東芝 BookPlaceや、Panasonic UT-PB1など、すでに買えるブックリーダーの種類もかなり増えてきました。

でもここにきて、ニュースや雑誌・新聞でやおら特集が組まれ、プチブームになりかけているのは、楽天が昨年買収したkoboを引っさげて電子書籍業界へ派手に登場したから。

こういう社会現象が起きるのはKindle日本版の登場の時だとばかり思っていました。
半年前から噂ばかり飛び交い、「はっきりせんかい!」とイラついていたところ、先日ようやく「近日発売」との発表があり、いよいよか!と興奮したのも束の間、結局発売日も端末詳細も発表されないまま、またしばしのお預けを食らった所に、楽天がkoboを発表、そして予約開始、発売日も二週間後に迫り、巨大キャンペーン突入。

 

その影響は想像以上に大きく、私の周りでも発表一週間で10人以上がkoboを予約しました。
今まで電子書籍に目をくれなかった人達も「なんだなんだ?みんな買ってるけど、なんだ?」と、いいのか悪いのか日本人の集団心理が動いて、その数は増える一方。

 

この感じ・・・。なんか、Yahoo!BBが世に出てきたころによく似てるなあと。

あの頃「ADSL」という言葉もわからないような人達にも、まるでチラシを配るかのように街頭でADSLモデムを配るという暴挙に出たけど、とりあえず利用者数だけはどんどん増え、通信速度の快適さに気づき、結果的には、ブロードバンドが家庭に普及したきっかけになったことは間違いない。

一部、悪評高い販売代理店がいてねぇ・・・、私がテレオペのバイトしてた某通信会社も入会キャンペーンをその代理店に任せてたら、「金返せばかやろー!死ね、バカ」とかいう電話を一日中受けててもう泣きそうに・・・・て、そんな話は置いといて(笑)。

今度の楽天koboも、よくよく考えれば不思議なんですよね。

今回私の周りの予約者達は、今までも気になっていたけど、既存の端末では何となくきっかけや決め手がなく、買わなかったという。「今までは読みたいコンテンツもなかったし…」というが、今度のkoboはまだコンテンツ内容は何も発表されてないのに、今度は買うんだと。

ちなみに日本で一番普及してるであろうSONY Readerは端末性能もよく、国産の安心感もあるし、コンテンツも話題作を中心に毎週続々と増えていて、魅力がないわけではないと断言できます。いや、いいよ!Readerは!

私はユーザーになってからというもの、回し者のようにオススメしたにも関わらず誰も買おうとしなかったのに、触ったわけでもない、ただただWebや新聞・テレビで広告を見ただけの、未知数一杯のkoboは買うという。

このインフルエンザのような感染力はどうだ!

仲間の一人は言ってました。「楽天だから買ってみる」んだと。

他のものづくりメーカーが「性能・操作性」だけを謳って出してきたブックリーダーより、電子書籍を足掛かりに世界のプラットフォームに乗っかって「巨大な情報空間」を手に入れようとしている楽天のチャレンジに掛けてみたいと。

 

Readerのように、「読書の快適性」を突き詰めた匠の技を手に入れてもよし。
koboのように、「溢れ出す情報」の波に乗り、小さな端末から世界を見るのもよし。
そしていずれ必ずくる第二波、Kindleのように、もはや電子書籍にとどまらず、趣味・教育・ビジネス何でもアリの「生活ののリモコン」に期待するのもよし。

きっかけや使うデバイスは何であれ、電子書籍ユーザーが増えて、コンテンツも増えて、端末も増えれば、業界も成熟してより使いやすいサービスも生まれてくるでしょう。

「落ち着いてきてから考えればいいや」というのもアリだけど、私はできればその成長を一緒に見届けるユーザーになりたいです。


電子書籍リーダーズカフェ © 2017 All Rights Reserved

電子書籍リーダーの体験レビューや各種端末・書籍の情報をまとめた電子書籍総合サイト

Designed by WPSHOWER

Powered by WordPress