いよいよ新刊本が原則電子化へ!紙価格の2~4割引きも!角川、学研など4社


新刊、原則電子書籍に 角川や学研など 価格、紙の6~8割 (7/3 日経新聞)

こういう時代を待っていました!
昨年までは「電子書籍元年!」と言われながら、小説やコミックも紙の新刊発売から電子書籍が出るまでは数か月から半年。
せっかく電子書籍の最大のメリット「今買える!すぐ読める!」がこれでは全く活かされず、せっかく電子書籍リーダーやタブレットが普及しても、電子書籍への関心はしぼむ一方でした。

でも、紙と同時発売となれば、どんな超有名作家の話題作が0時発売でも、寒い夜に終電やりすごして並ばなくても買えるんですよ!
予約忘れて、売り切れ続出の本屋さんをはしごして手に入れなくてもいいんですよ。
発売時刻にベッドに寝転びながら、ポチっとクリックするだけ。
これぞまさしく、電子書籍の醍醐味。

記事によると、KADOKAWA学研ホールディングスは今後の新刊本を原則すべて(著者の許可が条件)電子書籍も作成すると伝えています。
また、昭文社も出版から1カ月以内、新潮社も半年以内に電子配信する方針とのこと。

これまでは著者の意向+出版社のプッシュ作品がセレクトされて電子化という感じでしたが、今後は著者が許す限り全部ということですから、かなりの数がどっと出版されることになりますね。
この勢いが成功すれば、他の出版社も即追随するでしょう。

そして、もっとタブレットやスマホ、書籍リーダーの普及が進み、一人一台何かしら電子書籍対応のガジェットを持つようになったら、形勢は逆転して、「まずは電子化して、人気の動向がわかったら、プレミアムな付録や描き下ろしを付けて紙の愛蔵版を出版」なんてことも起きるのかもしれません。

そういえば、伊坂幸太郎の近未来小説「モダンタイムス」で描かれている時代では、価値のある書物しか印刷出版されず、紙の本は常にプレミアがついてくというくだりがありました。デジタルの流れに消えていくのではなく、手に取れる宝物として紙の書籍は大事にされるのです。

音楽も、映画も、そして書籍も、コンテンツはネットを通じて膨大な作品が常に渦巻いていて、いろんなものと出会えるチャンスは絶対にデジタル化が優位です。
でも、やっぱり愛すべき作品は最後は自分の手に持って慈しみたい。そんな感覚がある限り、アナログ媒体も決してなくなりません。

どちらが先・後、優・劣ではなく表裏一体で、コンテンツ資産が豊かになる方向に発展していくのを期待しています。

モダンタイムス(上)モダンタイムス(下)
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