【進化する電子書籍リーダー 2013】 kobo glo 徹底レビュー(1)kobo gloの新機能


端末の発売ラッシュはあったものの、新刊コンテンツの出版も鈍く、「まだまだ電子書籍は時期尚早」と言われた2012年。しかし今年になってどんどん新刊が電子化されるようになり、各種スマホやタブレットでも閲覧アプリが整備され、電子書籍の普及スピードも「倍返し!」になってきました。

ただ、電子書籍を読む媒体としては、特にタブレットとスマホで読む人が増えたせいか、電子書籍リーダーの人気や話題はやや陰り気味です。

そこであえて、当サイト「電子書籍リーダーズカフェ」の名にかけて(笑)、今だからこそ進化する電子書籍リーダーの実情を追っていきたいと思います。

第一弾は楽天の「kobo glo」。

楽天から発売されているkoboファミリーの主力端末である「kobo glo」。
6月にはホーム画面もリニューアルされ、昨年11月の登場からなお日々進化を遂げています。
その生まれ変わったkobo gloを モニターさせていただいているので、徹底検証していこうと思います。

私の初代kobo Touchと、モニター機のkobo glo。
touchさんの背中は1年間の読書に明け暮れた感がそこはかとなく(笑)。

 

kobo gloの基本的な使い方

ホーム画面は、「タイル」と呼ばれる機能スペースが並び、最近読んだ本やオススメ、読書データに同期など、選択したい機能をタップして呼び出します。

本を読むには、タイル上にある本はそのままタップするだけ、その他の本は「ライブラリ」から呼び出して本を開きます。本を買うには「ストア」をタップすると、wifi環境下にいれば楽天koboストアに接続され、目当ての本を検索後購入します。

本を読み進めるには、ページの左右をタップまたはフリックでページをめくります。
ページの中央をタップすると、上下の余白に操作アイコンが表示され、文字サイズやフォントの変更、ページ・章の移動、各種設定をすることができます。ホーム画面に戻るには画面左上の家のマークをタップします。

もう一度ページ中央をタップすると、アイコンが非表示になります。

kobo gloは明るい日光の下でも反射して見えにくいことはなく、通常の印刷書籍同様明るければ明るいほどスムーズに読書することができます。

逆に暗い室内や夜間などは、端末上部にあるボタンでフロントライトをONにすると画面が白く光り、消灯した寝室や、移動中の交通機関の中などでも空いている時間を読書に充てられます。

進化したkobo glo のホーム画面

なんといっても、現在のkobo gloで一番進化したのは、ホーム画面のユーザーインターフェースの「タイル」です。(レビュー時バージョン:2.6.0)

これまでのホーム画面は、読書履歴5冊の表紙の他は、「読書中」「ストア」のメニューから階層を掘って、サブメニューを開いていく形でしたが、新しい「タイル」機能では、読んだ本だけではなく、自分の行動を記憶し、自然と自分がよく使うメニューのショートカットを作っていきます、

ストア内のジャンルや本棚などもホームへ表示可能。使えば使うほど自分流のホーム画面へと変化していくというわけです。

自動にまかせるだけではなく、使わなくなったタイルや単に開いてみただけの書籍履歴を消したい場合は、該当箇所を長押しすると、そのタイルが非表示となり、常にカスタマイズもできます。

【ココがいい点】
他メーカーの電子書籍リーダーも、発売以来少しずつ改良を重ねられてはいますが、自分の意思を反映したカスタマイズができるのは、現在のところはkobo gloだけです。

【残念な点】
要らないものが消せるのはいいのですが、自動履歴以外は、自分で任意に追加することはできません。まぁ、タイル表示させるためにわざと直前に開いて、タイルを作ることは可能ですが、ちょっと面倒くさい。
PCやスマホのデスクトップのように、タイルの並び替えや任意の機能のショートカットができるようになるともっと使いやすくなると思います。

 

わかりやすくなったストア画面

電子書籍生活は本を読む時の快適さだけでなく、ストアの使い勝手如何でも購入意欲が変わります。

(写真左:kobo glo、写真右:kobo touch)

kobo gloのストア画面も従来のTouch時代からだいぶ見やすく、本を探しやすく、または購入してみたくなる導線がいくつか新しくなりました。

ストアのTOP画面は、上半分にはオススメの本の表紙リストがあり、下半分は最近チェックした特集記事や気になる本のリンクが配置されています。

従来の『「ディスカバリー』メニューと『本を探す』メニューは、新画面からは、「ストア」メニュー内にまとめられました。ストア内を表示している時は画面上の「ストア」メニューから、ホーム画面では画面下「ストア」リンクで同じメニューが開きます。

【ココがいい点】
特集内容はストアと同期するたびに変化します。また、各特集内のリスト表示では、購入済のものと未購入のものが区別でき、二重買いを防げます。

【残念な点】
ホーム画面には目当ての本を探す「検索フォーム」があり、ストア内と端末ライブラリーを選択して、探す場所を切り替えて使いますが、ストアにこそ一番必要な検索機能がストアTOP画面に見えてないのが、少し使いづらいです。
現在のストア画面では右上のメニューボタンをタップするか、ホームへ戻らなければならないので、欲しい本を思いついた時にワンクッション余計にかかり、面倒です。

kobo glo の使用ファーストインプレッション

楽天koboの電子書籍事業が始まってから1年。当初は、kobo Touchの初期不具合や、楽天カード保有者へのkobo Touchのバラマキ、紛らわしいコンテンツ冊数表現など、端末の評価以外の要素が強すぎて、購入したユーザーもそのまま放置となり、今はスマホのkoboアプリでしか読んでいないという「アンチkobo端末」になった人も多いと聞きます。

私自身は、kobo Touchの初期不具合も免れ、あまり不自由は感じていませんでしたが、やはりいくつか初期バグのような挙動は感じていました。
でも、幾度かのファームウェアアップデートを経て、操作感は当初より格段に進歩し今では、「軽くて見やすくて持ち易い」電子書籍リーダーとして、kobo Touchは一番使えるデバイスとなっています。

そんな中、新しく使わせてもらった「kobo glo」は、フロントライトの採用、ホーム画面のリニューアル、ページめくりの感度向上など、kobo Touchの様々な不満要素を解決し、「究極のアップデート」のような端末だと感じます。

主要6インチ電子書籍リーダーでは最新機種なだけあって、他メーカーの書籍リーダーのメリットもうまく取り入れ、価格・スペックともどのメーカーとも勝負できる端末だし、一応全メーカー使用経験がある筆者としては、使い勝手で劣るところはあまり見当たりません。

もろもろ専門的なスペック論はおいといて、一個人として、電子書籍リーダーファンとして「使いやすいか使いにくいか」の二択なら、自信を持って「使いやすい」と言えます。

あとは、kobo glo、kobo touch、kobo miniでどれを使うという選択は、その人の電子書籍リーダーに求めるニーズがどこにあるかということでしょう。安さなのか、コンパクトさなのか、フロントライトなのか・・・など。

それでは、次の記事では、「kobo Touch とKobo gloの違い」についてレビューします。

次の記事:【進化する電子書籍リーダー 2013】 kobo glo 徹底レビュー(2)kobo glo とkobo touchの違い
【進化する電子書籍リーダー 2013】 kobo glo 徹底レビュー(3)Kindle Paperwhiteとのフロントライト比較

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