【KDP出版】米源泉税(30%)の免除申請手順その1「SS-4の提出」


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【KDP出版の手順】2回目は、米国源泉税(30%)の免除申請手順その1「SS-4の提出」です。

KDPで出版した書籍が売れると、アメリカのAmazonから書籍代金の35%~70%のロイヤリティが支払われるのですが、その際、米国外の著者/出版社の場合は何も手続きしないままだと、ロイヤリティからさらに米源泉徴収税(30%)が差し引かれます。

もちろん「源泉徴収位くれてやる!つか、必要経費?」的に割り切れる人は、全く何もする必要はありません。
が、私のような器が小さい人間、かつ出版書籍の代金が数百円と安価な場合は、結構「つうこんのいちげき」なんで、若干手間と時間を費やしますが、アメリカ内国歳入庁 (IRS) に申請後、Amazonへ書類を送れば、日本居住者の場合、源泉徴収は免除されます。
詳しくは下記参照。
→KDPヘルプ:税に関する情報(米国外の著者/出版社様向け)

米源泉税(30%)の免除申請手順の概要

申請方法のおおまかな手順は下記の通りです。

1.IRS にフォームSS-4を提出(郵送orFAX)し、米雇用者番号(EIN)を取得する
(約1ヶ月かかります)
2.取得したEINをフォームW8-BENに記入し、米国Amazonへ原本郵送する
(郵便が到着して10営業日以内に免除手続き開始)
3.米国Amazonから完了メールが届くと、以降のロイヤリティ支払いに関して源泉が免除される

源泉免除申請なぞ、出版して売り上げ上がってから考えてもいいとは思いますが、実際には手続き開始から終了まで1か月半以上かかるので、もし出版前(執筆前)なら一日でも早く手続きを始めて、待ってる間に執筆を進めた方が効率的です。

フォームSS-4の記入の仕方

フォームSS-4からPDFをダウンロードします。最新のAdobeReaderなら、そのままPC上でフォームに記入できます。(最後の署名は自筆)

フォームSS-4の書き方は、記入例がKDPヘルプに出ています。
→KDPヘルプ:IRSフォームSS-4 「雇用者番号 (EIN) の申請」の記入例

特に不明な点もなく、そのまま参照して無事申請が通った人も多そうなので、私も全部真似して提出しました。
この記入例にないことで、1点。自宅にFAXを持っている人は、署名欄の右のFAX番号欄に記入しておくと、EIN取得後、原本がエアメールで届く前にFAXしてくれるので、その分早く次の段階に進めます。

FAX番号の書き方:(+国番号(81))-市外局番(0を抜かす)-FAX番号
●03-1234-9999 の場合 (+81)3-1234-9999

書けたら、IRSにフォームSS-4をFAXまたは郵送します。
FAX番号と郵送先は下記参照。
“Where to File Your Taxes” (for Form SS-4)

Internal Revenue Service
Attn: EIN International Operation
Cincinnati, OH 45999

Fax-TIN: (859) 669-5987

FAX番号は、IRSの説明文「Instructions for Form SS-4には「267-941-1040」と書いてありますが、2013年2月に事務局がフィラデルフィアからシンシナティに移転したため、今はもうこの番号は使えません。

ローソンから海外FAX送信!さて返信まで何日かかるのか

うちにもFAXがあるのですが、実はまだ普通紙でもなく感熱紙時代の骨董品なので、海外FAXなど怖くてできず、近くのローソンへ。
最近のコンビニは便利になったのねぇ。100円であっという間に送信できました。
「010」+「国番号(北米:1)」+「FAX番号」なので、IRSの場合、「010-1-859-669-5987」(ハイフンなし)とプッシュし、送信ボタンを押すだけ。国内に送るのと何ら変わりない!ブラボー!
→ローソンからの海外FAX送信の手順(PDF)

私は3月17日の午後に送ったので、噂通りならば来週あたり何らかの返信があってもよさそうな予感。また通知が来たら、ご報告しますね。

【4/9追記】IRSからEIN取得完了メールが届きました。次はW-8BENの提出です!
→ 【KDP出版】米源泉税(30%)の免除申請手順その2「W-8BENの郵送」

このEINが取得してからもまだ先は長いので、私が全部終わるのは5月頃なのかなぁ(゜-゜)。

免除申請、いつやるのがいいのか?今でしょう!

私は、電子書籍のすべての原稿が完成するまで源泉徴収のことをよく知らず、ただただKDPへの出版登録でわからないところをネット検索していたら、必死に申請手続きしている人達のブログ記事を見つけ、こりゃやばいと、出版直前に手続きを開始しました。
実際に出版開始したのは3月20日で、ロイヤリティ計算は月末締め。
3月末までの売り上げでロイヤリティ1000円を超えると、支払が開始されてしまうので、最初の支払いには間に合いません。
でも、無名ブロガーの微々たる10日間売り上げなぞ、30%も取られたらもう涙モノです。

こういう場合は、KDPサポートの問い合わせフォームで「ロイヤリティの支払いの一時停止」を申請することができます。

問い合わせカテゴリ:「価格設定とロイヤリティ」
件名(例):「ロイヤリティの支払いの一時停止」
本文(例):
このアカウントに対するロイヤリティ支払い処理を一時停止してくださるようお願いいたします。
再開に関しては再度こちらからKDPサポート宛てに連絡させていただきます。

源泉免除の手続きが整ったところで、支払い再開すれば源泉が徴収されず、ロイヤリティ全額が振り込まれます。
【注意!】支払い停止中にアカウントの銀行口座や支払オプションの変更をすると停止措置は自動解除となり、14日後に支払いが再開されるのでご注意を。

 

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